Informaticaは6月20日、Amazon Web Services(AWS)上で利用可能なエンドツーエンドのAI搭載データ管理基盤「Intelligent Data Management Cloud on AWS(IDMC on AWS)」を日本市場向けに提供すると発表した。
IDMC on AWSを利用することで、データの保管場所を国内に置きながら、AWS上でデータの統合、連携、共有、カタログ化といったエンドツーエンドのデータ管理タスクを簡易的かつ一元的に実行できる。
同ソリューションは、InformaticaのAIメタデータ駆動型エンジン「CLAIRE」を搭載している。CLAIREのアルゴリズムが、プラットフォーム上で収集したメタデータをベースに企業のデータ環境を学習する。これによりデータ管理プロジェクトの開発と監視を自動化し、社内外の変化に適応できるようにする。
Informaticaによると、オムロンがIDMC on AWSの導入を進めており、クラウドをベースとしたグローバル規模の対応力や多様なシステムとの接続性と親和性の高さが採用の決め手になったという。オムロンでは、全社のデジタル変革(DX)を加速するため、同ソリューションを活用し、日本を含めグローバル全体で効率的かつ効果的なデータマネジメントの実現を目指しているという。