富士通グループ、2040年度にバリューチェーン全体のネットゼロ目指す

大場みのり (編集部)

2023-08-28 14:34

 富士通グループは、2030年度に事業活動の温室効果ガス排出量、2040年度にバリューチェーン全体の温室効果ガス排出量をネットゼロにする目標を掲げ、国連グローバルコンパクトなどの団体で構成されるイニシアチブ「SBTi」からネットゼロ認定を取得した。富士通が8月28日に発表した。

 ネットゼロとは、目標年度までに温室効果ガスの排出量を基準年度の90%以上を削減し、10%以下の残存排出量については、大気中の二酸化炭素(CO2)を直接回収する技術(DAC)を活用したり、植林などで吸収したりして除去することを指す。

 温室効果ガスの排出削減目標達成に不可欠な再生可能エネルギーについても、2050年度から20年前倒しし、2030年度に事業活動における使用電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指す。

 これまで富士通グループは、2030年度の事業活動(スコープ1、2)における温室効果ガス排出削減目標を2013年度比で33%削減から71.4%削減に引き上げ、カーボンニュートラルに取り組んできた。2021年4月にはSBTiから、世界の平均気温上昇を産業革命前と比べて1.5℃未満にする「1.5℃水準」の認定を取得した。

 富士通グループは今回、これまで2050年度に100%削減としていた目標を20年前倒し、2030年度とした。さらに、サプライチェーンを含むバリューチェーン全体(スコープ3)では、2040年度にネットゼロを目指すことにした。この目標達成に向けて同グループは、第11期環境行動計画を策定し、推進するとしている。

ネットゼロの実現に向けたロードマップ ネットゼロの実現に向けたロードマップ
※クリックすると拡大画像が見られます

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]