NTTドコモ(ドコモ)は、初期費用を抑制しながら、クレジットカードのイシュイング業務に必要な機能を利用できる「クレジットカードプロセッシングサービス」をクレジットカードの基幹領域に導入した。提供元のTISが発表した。
クラウド型での基盤サービス提供により、EOS(End of Support)対応やセキュリティ対応などの運用負荷を軽減する。
同サービスは基幹システムを中心に、業務の基本要件をベース機能として提供し、顧客ニーズに対応するために戦略領域を周辺システムとして切り出すことで、拡張性を実現している。また新たな機能や法令対応などのエンハンス要件を共通化し、常に最新の機能をリーズナブルに利用可能だという。
さらに、デジタルウォレットや決済セキュリティセルフコントロールなど、モバイル決済を前提とした充実したフロント機能をオプション提供しており、Fintechプレーヤーなど外部サービスとの連携を想定し、基幹システムに容易かつ安全に接続できる標準API機能を用意している。