BIPROGY、データ分析と人材育成の支援サービスを提供

藤本和彦 (編集部)

2023-09-04 12:22

 BIPROGYは9月4日、データ活用プロジェクトを推進するDX部門/情報システム部門を対象にした支援サービス「RinzaInsight」と「RinzaAcademy」の提供を開始した。同社のプロジェクト実績を基にデータ活用の計画・実行・定着段階で発生する課題を解決するためメニューを体系化したものになる。

 RinzaInsightは、同社のデータサイエンティストが企業のデータを分析して課題の発見や因果関係を明らかにし、売上拡大や業務変革の実現を支援。データ分析のテーマ設定から分析実行、分析結果の業務適用までをサポートする。

 RinzaAcademyは、データ活用プロジェクトを遂行できるスキルを持つ実践的なデータサイエンティストの育成を支援する。目標とするスキルセットや育成計画のカリキュラムを設計し、集合研修やEラーニングによるスキル習得と定着のサポートを行う。

サービスメニュー体系(出典:BIPROGY) サービスメニュー体系(出典:BIPROGY)
※クリックすると拡大画像が見られます

多くの企業が「PoC疲れ」に直面

 BIPROGYによると、現在多くの企業が蓄積されたデータの活用に取り組んでいるが、概念実証(PoC)から先に進まず、一過性の取り組みで終わってしまう「PoC疲れ」といった課題に直面しているという。

 その結果、「データ活用の方針が定まらない」「データサイエンティストをどう育成したらよいか分からない」など計画段階から課題が存在し、データ活用を進められない企業が多く存在するとのこと。

 BIPROGYは、データ分析と人材育成を同時に実施することでこうした課題を解決し、データ活用をPoCで終わらせることなく、持続可能なデータドリブン組織の実現を伴走支援する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]