Wovn Technologies(WOVN)は、ウイングアーク1stがウェブサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」を製品マニュアルおよびリリースノートの翻訳業務に活用し、多言語公開を開始したと発表した。
ウイングアーク1stではWOVN導入後、これまで手作業で進めていた多言語翻訳プロセスの一部を自動化できるようになり、翻訳工数を大幅に削減できた。また、多言語コンテンツをタイムラグなくアップデートできるようになった。
WOVNの導入効果
WOVNが提供するWOVN.ioはウェブサイトを最大45言語・79のロケール(言語と地域の組み合わせ)に多言語化するソリューション。既存のウェブサイトに後付けすることができる。また用語集機能を活用し、固有名詞やサービス特有の用語をあらかじめ登録することで、機械翻訳の品質を向上させることが可能だ。さらに一度翻訳した文は翻訳資産として、常に同じ翻訳結果を適用できる。
ウイングアーク1stでは、各製品のマニュアルおよびリリースノートをウェブ上で公開しており、1〜3カ月おきに、情報アップデートが行われている。
製品はアジアを中心に海外へも展開しているため、以前からマニュアルの多言語対応を実施していた。しかし情報アップデートのたびに膨大なコンテンツ量を手作業で多言語に翻訳しなければならず、翻訳作業が膨大となり、それに伴ったマネジメント工数も多くかかっていたという。