ServiceNow JapanとNTTコムウェアは10月17日、NTTの次世代通信基盤「IOWN」の運用支援などに向けた共同開発を含む協業を開始すると発表した。
両社は、以前からServiceNowのITサービス運用(ITSM)製品を活用して、NTTグループのDX推進におけるサービス運用プラットフォームを構築、展開しており、業務プロセス改革によるコスト削減や顧客満足度向上に取り組んできたという。
今回の協業でServiceNowは、「IOWN Global Forum」への参加を申請した。IOWNのサービス運用をグローバルで効率化・高度化し、サービス品質やオペレーターの運用効率の向上をNTTコムウェアと共同で推進するとしている。
具体的に協業では、NTTコムウェアがServiceNowの「デザインパートナープログラム」を通じて、通信向けソリューションを国内で初めて適用する。これにより、IOWNに準拠した通信機器をServiceNowの通信向けソリューションで管理できるようにする。国内外の通信事業者がIOWNの各種機器やサービスをServiceNow上で利用できるようにしていくという。