お客さまのデータドリブンなビジネスの成長に寄与--HPE・望月氏
2024年に向けたIT企業のトップメッセージを紹介する。
日本ヒューレット・パッカード(HPE) 代表執行役員社長 望月弘一氏
生成AIが急速に普及した2023年、AIを事業変革に活用することへの意欲が高まる中で、データを戦略的資産として活用することの重要性が増しています。また、AIを競争力の強化だけでなく、カーボンフットプリント削減によるサステナビリティー目標の達成に役立てる取り組みが加速しています。顕在する地政学リスク、気候の変動、為替、物価の上昇、人口の減少などから、潜在するリスクを予見して対策を講じ、ビジネスチャンスを見出すに当たってもAIの果たす役割は大きく、データの収集と活用を支える堅牢なIT基盤が欠かせません。
弊社HPEは2024年、データドリブンなお客さまのビジネス変革を全面的にご支援させていただくに当たり、「エッジ」「ハイブリッドクラウド」「AI」をテーマに、次の3点に注力し、アズ・ア・サービスのさらなる加速およびコア事業(サーバー、ストレージ、ネットワーク)の強化を推進して参ります。
- ベンダー/クラウドニュートラルを可能にする「HPE GreenLake Edge-to-Cloud」プラットフォームの拡充
- お客さまの購買特性やシステムライフサイクルに合わせたエンゲージメント強化
- パートナリングの革新と拡大
加えて、HPEのカルチャーに織り込まれている多様性、公正性、包括性(DEI)をさらに醸成する取り組みやプログラムを強化して参ります。多様性が尊重され、社員が個性を発揮できる、働きがいのある環境を育み、成長へのたゆまぬ努力を重ねることで、お客さまの成功に貢献し、ビジネス成長を継続して参ります。
本年もお客さまの課題をより一層深く理解し、卓越した製品と高品質なサービスの提供、そして、パートナーさまとの協業、共創により、お客さまに提供できる価値の最大化に向けて尽力して参る所存です。