Microsoftは米国時間3月21日、法人向けの「Surface Pro 10」と「Surface Laptop 6」を発表した。Intelの最新プロセッサー「Core Ultra」を搭載するほか、人工知能(AI)アシスタント「Copilot」の専用キーを備えている。
提供:Microsoft
法人向けSurface Pro 10
従来モデルの「Surface Pro 9」には第12世代「Core」プロセッサーが搭載されていた。そのため、第13世代を飛ばして、「Core Ultra 5 135U」「Core Ultra 7 165U」 を採用したことが最大のニュースとなる。性能とバッテリー持続時間も向上しているという。
前世代と同様、解像度が2880×1920、アスペクト比が3:2の13インチディスプレイを搭載する。ただし輝度は最大600ニトと、前世代の450ニトから33%向上している。
フロントカメラの画質も1440pとなり、前世代の1080pから強化された。AIを活用した「Windows Studio Effects」を利用すれば、自動フレーミングによって、ユーザーの顔がフレームに収まるように調整できる。
また、5G接続に対応するモデルを、一部地域で2024年内に提供する見通しだ。
法人向けSurface Laptop 6
法人向けSurface Laptop 6は、「Core Ultra 5 135H」「Core Ultra 7 165H」プロセッサーを採用し、ウェブカメラの解像度が向上した。13.5インチと15インチのサイズが用意されている。
ウェブカメラは720pから1080pにアップグレードされた。こちらもWindows Studio Effectsを利用できる。
また米国とカナダでは、15インチモデルでスマートカードリーダーを装備するオプションを選択できる。これは政府機関など、セキュリティ要件の高い業界に適している。
日本におけるSurface Pro 10とSurface Laptop 6のリリースは4月9日で、価格はいずれも20万3280円から。現在、同社ウェブサイトで予約注文を受け付けている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。