大阪ガス、全社データ活用基盤のデータウェアハウスをクラウドで刷新

NO BUDGET

2024-03-26 15:07

 日本オラクルとアシストは、大阪ガスが2010年から「Oracle Exadata」上で運用してきた全社的なデータ活用基盤のデータウェアハウスを「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上の「Oracle Autonomous Database」へ移行したと発表した。2月の本番切り替え完了後は、オージス総研とアシストが運用支援および継続的な技術サポートを行っている。

 Oracle Autonomous Databaseは、プロビジョニング、チューニング、パッチ適用、セキュリティ、スケーラビリティなどを自動化することで手動操作とエラーを削減する。

 これにより大阪ガスは、約6000個のテーブルと4000前後の処理を担うデータ分析基盤について、従来利用してきたOracle Exadataと同等の性能および「Oracle Real Application Clusters(RAC)」の構成をクラウドで実現した。また、Oracle Autonomous Databaseを選定したことで、これまで利用してきたBIツールとの連携を維持しながら、機動性に優れたデータ基盤へと進化させることができたという。

 同社は、従来のシステム構成を最小限のデータベース変更で移行が可能なことからOCIの採用を決定した。Oracle Autonomous Databaseについては、最小構成の利用から柔軟なリソース増減、自律機能による運用自動化を評価している。

 なお、移行プロジェクトでは、日本オラクルが「OCI GoldenGate」の活用を提案して採用に至った。これにより従前システムから約20TBのデータウェアハウス移行を短い停止時間で実行できたとする。開発期間中、はストレージ容量を段階的に増加させ、稼働後は自動スケーリングにより利用していない時間のリソースを縮退させる機動性により、コスト最適化を実現した。

 さらに運用管理では、Oracle Autonomous DatabaseによるSQLチューニングやパッチ適用などの自律機能により、オンプレミス環境では必要だった性能劣化やアラートへの対応が不要となった。これにより日々の運用工数が大幅に削減され、セキュリティ強化にもつながったという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]