世界のスーパーコンピューターに関するランキングの「Graph500」が発表され、理化学研究所(理研)と富士通が共同開発したスーパーコンピューター「富岳」が11期連続の世界第1位を獲得した。「TOP500」は第7位、「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」は第2位、「HPL-MxP」は第6位となった。

スーパーコンピューター「富岳」
富岳は2020年4月に試行的利用、2021年3月に本格稼働を開始。以来、ライフサイエンスや防災減災、エネルギー、ものづくり、基礎科学、社会経済などの幅広い分野において、社会実装レベルでさまざまな成果を創出している。
富士通では富岳を実現したテクノロジーを基に、高性能、省電力に加え、信頼性と使いやすさを実現するArmアーキテクチャーのCPU「FUJITSU-MONAKA」の開発を進めているとのこと。今後も富岳で培った技術を高度化し、活用していく。