スーパーコンピューター「富岳」の世界ランキング結果が発表

加納恵 (編集部)

2025-06-10 18:35

 世界のスーパーコンピューターに関するランキングの「Graph500」が発表され、理化学研究所(理研)と富士通が共同開発したスーパーコンピューター「富岳」が11期連続の世界第1位を獲得した。「TOP500」は第7位、「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」は第2位、「HPL-MxP」は第6位となった。

スーパーコンピューター「富岳」
スーパーコンピューター「富岳」

 富岳は2020年4月に試行的利用、2021年3月に本格稼働を開始。以来、ライフサイエンスや防災減災、エネルギー、ものづくり、基礎科学、社会経済などの幅広い分野において、社会実装レベルでさまざまな成果を創出している。

 富士通では富岳を実現したテクノロジーを基に、高性能、省電力に加え、信頼性と使いやすさを実現するArmアーキテクチャーのCPU「FUJITSU-MONAKA」の開発を進めているとのこと。今後も富岳で培った技術を高度化し、活用していく。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 62 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す、通信業界の「生成 AI 活用」インパクト--成果を達成する 4 つのユースケース

  3. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

  4. クラウド基盤

    オフィスの「役割」が変わる今、変革成功のためにおさえておくべきポイントとは?

  5. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を PoC から本番環境へスムーズにスケールさせるための 5 つのステップ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]