NECソフトは4月末、金融業界や流通業界など多くの伝票を扱う企業の業務システム開発向けに、帳票印刷ソフト部品群の新版「らくらく印刷シリーズ」を販売する。「らくらくふぉ〜む」「spoolernet開発キット」の2製品で構成する。
らくらくふぉ〜むは、帳票のひな型の設計を支援するソフト。spoolernet開発キットは、らくらくふぉ〜むで作成したひな型を使って業務データを印刷するアプリケーションのソフト部品群である。新版では、帳票データとしてPDFを使えるようにした。また、Java言語版とC#言語版を追加した。
価格は、らくらくふぉ〜むが1セット10万8000円(税別)から。spoolernet開発キットが12万円(税別)から。今後1年間に700セットの販売と、保守を含めて1億5000万円の売上を見込む。