ユニチカ情報システム(U.I.S.)は、ウェブ帳票システム用パッケージソフト「DIRECT-EA帳票エージェント」の出荷を9月1日に開始すると発表した。価格は300万円(同時ログオン数20ポート)から。今後3年間で売上高2億円を見込む。
DIRECT-EA帳票エージェントは、帳票作成エンジンとしてウイングアーク テクノロジーズの帳票ツール「Super Visual formade(SVF)」と帳票生成エンジン「SVF for Web/PDF Java Edition」を採用している。SVFは、上場企業1万1000社以上の採用実績があるという。「さまざまな企業固有の帳票様式に適用できるうえ、ウェブシステムでの出力品質に高い信頼性がある」(U.I.S.)。
帳票エージェントを導入すると、セキュリティ管理、帳票出力のための作表要求および照会画面、作表処理のスレッド管理など、帳票システム作成に必要な多くのプログラム開発が不要になる。さらに、業務担当者が利用するインターフェース画面と、帳票生成時の負荷分散処理を、プログラムを組むことなく構築できる。
「急ピッチで開発されるウェブシステムでボトルネックとなっていた各業務の帳票システムを、早期に立ち上げ、コストパフォーマンスと運用の最適化をオールインワンで実現する」(U.I.S.)。
対応環境は、Red Hat Enterprise Linux ES 3.0、JDK1.4.2、Oracle 9i Database Release2(9.2.0)、IBM WebSphere Application Server5.1。