日本情報通信は12月8日、IBMのグループウェア「Lotus Notes」をベースとしたITサービス管理ツール「Wizdomサービスサポート版」の販売を、2006年1月より開始すると発表した。
Wizdomサービスサポート版は、IT管理業務の中で発生するユーザーからの問い合わせやシステム障害などを一元的に管理し、ITILに基づいたプロセスでの対応を支援する構成管理データベース(CMDB)。ITILの「サービスサポート」の全プロセスが網羅されている。
ユーザーは、CMDBに蓄積された情報を共有化、可視化し、過去の障害情報の有効活用やシステムのボトルネック検出などを実行できる。Tivoliなどのシステム管理ツールとの連携も可能だ。
NI+Cは、Wizdom(ウィズダム)サービスサポート版の提供にあたり、ITILのノウハウを実装。コンサルティング/システム構築から技術支援、運用支援までのトータルサービスを提供する。
価格は基本機能構成で300万円(サーバライセンス)。NI+Cでは、ITILの「サービスデリバリ」プロセスをサポートに加える「Wizdom(ウィズダム)ISO20000」の発売も予定している。