日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は1月4日、武蔵野銀行と琉球銀行が基幹系システムを同日より地銀共同システム「じゅうだん会共同版システム」に移行したことを明らかにした。
このシステムは、2001年4月にじゅうだん会各行で合意された地銀共同システム。八十二銀行の基幹系システムをベースとした共同システムとして、各行共通のニーズを組み込み、2002年4月より八十二銀行で稼働している。2004年1月に阿波銀行、2005年1月に山形銀行で稼働していた。武蔵野銀行は、独自システムから共同版システムに移行する初めてのケースとなる。
今後の新規業務や機能の開発に際しては、八十二銀行と各行が「システム協議会」で内容を検討し、八十二銀行が開発を担当する。システムの運用・管理・保守業務は日本IBMが請け負う。