NEC、ワールドコンピュータセンターに災害対策ソリューションを納入

CNET Japan Staff

2006-03-06 00:37

 NECは3月3日、ワールドコンピュータセンターに災害発生時にも停止することなく、業務を継続できる災害対策ソリューション「ディザスタリカバリシステム」を組み込んだ基幹コンピュータシステムを納入したことを発表した。

 今回納入されたシステムは、災害対策を強化してクレジット機能の信頼性を高め、決済処理を円滑に行うことを目的に導入された。ホストコンピュータと遠隔地のバックアップ用コンピュータを100Mbpsの専用回線で接続し、両方のストレージ間で直接データ転送を行う。データ転送には、ストレージ内でバッファを持ち、更新順序を保証する「セミ同期順序保証モード」を採用。転送に際してCPUに負荷をかけない仕組みも搭載しているという。

 新システム構築にあたっては、2005年9月の設計開始から2006年1月の移行終了まで4カ月の期間を要した。現行業務の変更は行っていない。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]