シマンテックは4月18日、リモート制御ソリューションの最新版「Symantec pcAnywhere 12.0」を発表した。2006年5月より出荷が開催される。
Symantec pcAnywhere 12.0は、ヘルプデスク担当者やモバイルプロフェッショナル向けにリモートアクセス/問題解決ツールを提供する製品。ヘルプデスク担当者とリモートユーザー間の透過性の高い接続を可能にするゲートウェイ機能が新たに搭載されたほか、操作性の向上や、Mac OS Xへの対応などクロスプラットフォームのサポート強化といった機能が拡充されている。
同製品では、安全なリモート制御ソリューションに遠隔管理機能とファイル転送機能が組み合わされているため、各種プラットフォームを横断してヘルプデスクやサーバサポートの問題を迅速に解決できる。
クロスプラットフォーム対応では、Windows、Linux、Mac OS X環境を横断してホスト側およびリモート側プラットフォームのサポートを拡大する「pcAnywhere Cross Platform」コンポーネントを新たに導入。pcAnywhere Cross Platform Remoteは、同時進行する複数のリモート制御セッションやファイル転送セッションを同時に表示できるマルチペイン表示に対応し、ホスト間のファイル転送を可能にする。
2006年5月9日より出荷を開始。5月26日より店頭販売が開始されるSymantec pcAnywhere 12.0の販売価格は1ユーザーが1万7640円、2ユーザーが2万8140円。スモールビジネス向けパックの小売販売価格は、5ユーザーパックが6万8796円、10ユーザーパックが13万2300円。なお、Symantec pcAnywhere 12.0 Hostは、1ユーザーパックが1万1340円、5ユーザーパックが4万4226円、10ユーザーパックが8万5050円となる。