福島情報サービス(FJS)とオープンソース・ジャパン(OSJ)は5月26日、IBMのビジネスサーバ「IBM System i5」に対応したオープンソースとリッチクライアントのソリューション展開で提携したことを発表した。
今回、両社で提供するソリューションは、PHPやMySQLなどのウェブシステムの基盤技術をIBM System i5上で利用できる技術「PASE」とAdobe Flash利用したOSJ独自のリッチクライアント技術「DynamicCockpit(ダイナミックコックピット)テクノロジー」を組み合わせたもの。
PASEは、IBM System i5のOSであるi5 OS上でLinux用アプリケーションの実行を可能にする技術で、DynamicCockpitテクノロジーは、Flash技術を利用したOSJ独自のリッチクライアントソリューションだ。
今回の提携で両社は、IBM System i5のユーザー向けにオープンソースとリッチクライアントによる最新のウェブシステムを提供する体制を整えた。今後、両社のパートナー企業と共同でシステム構築およびサポートサービスなどの事業を展開する。