沖電気工業は5月31日、井筒まい泉向けに出退勤管理ASPサービス「UBIOS-LT(ユビオス-エルティ:Location&Time)」の提供を開始したことを発表した。
これまで井筒まい泉では、店舗スタッフがタイムカードに出退勤記録を記入して毎月本部に郵送し、本部マネジャーが勤務実績の確認/修正を行っていた。このため、店舗によってはタイムレコーダ設置スペースに制限があるほか、タイムカードの郵送コストや本部での勤務実績の確認/修正作業の煩雑さなどが課題になっていた。
そこで井筒まい泉は、設置スペースに制限がなく、タイムカード郵送や入力作業が軽減できる出退勤管理システムの導入を検討。店舗スタッフが持つ携帯電話をタイムレコーダーとして利用できることなど、利便性を評価し、UBIOS-LTを採用した。
UBIOS-LTの採用で、店舗スタッフが携帯電話を使って出退勤時間を打刻し、沖電気が運営するセンターのサーバで受付時刻を記録するため、データの透明化が実現。店舗スタッフは打刻の際、出勤、退勤、外出などの区分を選択できる。
一方、本部のマネジャーは、入力された打刻データをインターネットに接続されたPCから管理できる。打刻を行った場所の位置情報も参照可能なため、スタッフが店舗に確実に出勤したかどうかも把握可能だ。
また、CSV形式で出力を行う機能により、本部マネジャーはたとえばCSVデータをExcelに取り込むことなどで、勤務実績をより効率的に管理できるようになる。