2005年の国内ストレージサービス市場は1741億円--IDCが同市場の動向および予測を発表

CNET Japan Staff 2006年06月02日 19時45分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 IT専門調査会社のIDC Japanは6月1日、国内ストレージサービス市場の2005年の売上実績と、2010年までの予測を発表した。IDCによれば、2005年の国内ストレージサービスの売上は1741億円で前年比7.6%成長。今後も同程度の成長を続け、2005年〜2010年の年平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は6.6%と予測している。

 2005年国内ストレージ市場では、コンサルティングおよび保守サービスの売上が拡大し、ストレージサービス市場の成長率は前年を上回った。製品そのものの価格が下がっているため、これがサービスへの価格圧力となった一方で、ストレージ調達コストの低下で生まれた余剰予算をサービス導入に充てる企業が増えている。

 ストレージインフラの管理/運用負荷の軽減、可用性、信頼性の確保、ビジネスの継続性に対する社会的要求などがストレージサービス市場拡大の促進要因となっている。

 IDCは今後、国内企業でストレージ統合が加速し、統合に伴うサービス機会が拡大すると予測する。ストレージ統合の促進要素には、社会的要因とテクノロジー進化という2つの側面がある。

 社会的要因としては、金融商品取引法に盛り込まれた財務報告の監査基準改定や2006年5月に施行された会社法が内部統制システムの整備を要求していることなどが挙げられる。

 一方のテクノロジー面では、仮想化ストレージやポリシーベースの管理を行うソフトウェア製品が多数のベンダーから提供されており、ストレージグリッドなどの技術も近い将来、利用可能になる見込みだ。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]