日立ソフトウェアエンジニアリングとトレンドマイクロは6月19日、企業向けセキュリティ管理製品の提供に関して協業すると発表した。日立ソフトのセキュリティ管理システムに、トレンドマイクロのウイルス対策ソフトとの連携機能を付加。7月より「秘文ME Winny対策ソリューション」として販売を始める。
秘文ME Winny対策ソリューションは、日立ソフトのサーバ/クライアント型セキュリティ管理システム「秘文ME」に、トレンドマイクロのファイアウォール一体型ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション アドバンス」との連携機能を付加した製品。
秘文MEから、社内ネットワークに接続するパソコンを操作。ウイルスバスター コーポレートエディション アドバンスに付属するWinny対策ツールの遠隔インストール、実行、結果確認を行える。ウイルスバスター本体の遠隔操作も可能。Antinnyなどのウイルス対策に役立つという。
価格は税抜きで、秘文MEのサーバ向けソフト「秘文ME Manager」がサーバ1台あたり30万円、クライアントソフト「秘文ME Agent」がパソコン1台あたり3000円、ネットワーク構成情報収集製品「秘文ME Port Discovery」が500クライアントあたり50万円。ウイルスバスター コーポレートエディション アドバンスは、500クライアントあたり245万円。
日立ソフトとトレンドマイクロでは、中堅以上の企業を対象に今後1年間で70社の導入を目指す。