IDSシェアー、内部統制管理ツールの新版を発表「日本版SOX法対象企業の8割に導入目指す」

柴田克己(編集部) 2006年06月21日 19時56分

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 IDSシェアー・ジャパンは6月20日、内部統制管理ツール「ARIS Audit Manager 3.0日本語版」の提供を開始したことを発表した。

 ARIS Audit Manager 3.0は、内部統制の視点で可視化したビジネスプロセスを継続的に管理するための製品。同社のビジネスプロセスモデリングツールである「ARIS Business Architect」によって文書化されたビジネスプロセスに対し、運用状況のテスト、運用の評価や改善、設計や運用の継続的レビューおよび改善、評価結果の集計とレポートなどを実施することが可能だ。特に、内部統制の実施にあたって大きな負担となる「設計の文書化」と「運用状況のテスト」にかかわる作業を効率化できる。

IDSシェアー・ジャパン代表取締役社長の力正俊氏画像 IDSシェアー・ジャパン代表取締役社長の力正俊氏

 同社によれば、ARIS Audit Managerは、これまでにも米国SOX法対象企業で利用されており、その有効性が評価されているという。また、今回発表された新バージョンでは、6月8日に可決された金融商品取引法案(日本版SOX法)に対応可能な各種の機能が新たに搭載されている。例えば「内部統制不備の管理機能」では、統制不備(逸脱や偏差)が発生すると、その内容が査定された上で、監査室や担当者への上申と、経営層への報告が行われる。また、その不備が是正されるまでのステータスも管理することができるという。

 IDSシェアー・ジャパン代表取締役社長の力正俊氏は、「日本ではすでに900社以上からの問い合わせを受けている。今年中に日本版SOX法対象企業の50%、来年以降は80%の導入を目指したい」と話し、今後、大手SI企業などとのパートナーシップによって積極的に導入を進めていく方針を示した。

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