野村総合研究所(NRI)は7月5日、システム統合運用管理ツールの新版「eXsenju Ver.2.5」の出荷を開始したことを発表した。
新版では、自動化、省力化、およびミスの削減のために、「千手ジョブチャート」「RKVM Controller連携機能」「グラフモニターからのジョブの稼動実績参照機能」「時間帯別しきい値監視機能」などの新たな機能が追加されている。
千手ジョブチャートは、ジョブとして定義されたデータをVisio形式で管理、参照できる機能。RKVM Controller連携機能は、システム障害メッセージからワンクリックで該当する機器の管理画面を表示する機能。
グラフモニターからのジョブの稼動実績参照機能は、リソースが高負荷の時に稼動していたジョブ一覧などをグラフモニター上から容易に確認することができ、モニタリング機能とジョブスケジュール機能と連携させる機能。最後の時間帯別しきい値監視機能は、時間帯別に、監視間隔やしきい値を変更する機能だ。
価格は最小構成で50万円(税別)から。年間1000サイトへの導入を見込んでいる。