インフォテリア、日立システムアンドサービス、三井物産、三井情報開発の4社は8月17日、小売/卸売業向けの現場担当者用商品ナレッジデータベース(DB)「商品情報エンタープライズDB」分野で協業し、DBシステム製品の提供を9月1日に開始すると発表した。
4社の共同提供するDBシステムは、Microsoft ExcelやLotus Notes、各種ファイル、DBを連携可能とするソフト「ASTERIA」と、非定型の情報を格納できるDBエンジン「NeoCoreXMS」を組み合わせて構築する。企業ネットワーク上に散在する商品、在庫、顧客などにかかわる非定形情報をASTERIAで収集し、NeoCoreXMSを使って統合管理できる
このDBシステムを利用すると、たとえば、経験が少なかったり商品知識が不十分だったりする担当者でも、商品に関する顧客問い合わせに対応し、情報を容易に検索、参照できるようになるという。また、情報の登録と参照にはExcelを使うため、現場担当者の教育コスト削減が可能だ。
同DBシステムの価格は1500万円からとする。4社は、3年間で7億円の売上高を目指す。