日本オラクルは8月22日、マイクロソフトのVisual Studioに対応したプラグイン「Oracle Developer Tools for Visual Studio .NET」とミドルウェア「Oracle Data Provider for .NET」(ODP.NET)の無償提供を開始したことを発表した。
Developer Tools for Visual Studio .NETは、Visual Studio .NET 2003とVisual Studio 2005に対応。Visual Studio 2005内でのPL/SQLストアド・プロシージャや、関数のデバッグ作業を可能にするPL/SQLデバッガなどの新機能を搭載している。
一方のODP.NETは、ADO.NET 2.0(ActiveX Data Objects .NET 2.0)およびADO.NET 1.1(ActiveX Data Objects .NET 1.1)に対応している。ODP.NETを利用することで、開発者は、アプリケーションセキュリティコンテクスト、クラスタリング、LOBやREF Cursor Oracleなどのネイティブのデータ型を利用できるため、Oracleベースの.NETアプリケーションを容易に開発、展開できるようになるという。
またMicrosoft Office Excelのデータをウェブアプリケーションに移行できる「Oracle Application Express」も無償で提供する。