インサイトテクノロジーは10月23日、情報漏洩監視システムの新版「PISO Ver3.0」の出荷を同日より開始すると発表した。
PISO Ver3.0は、大量監査ログの運用管理コスト削減、セキュリティポリシーに即した監査の実施、およびデータベース(DB)サーバの脆弱性対策を可能にする。
新版では、監査ログのバックアップ時間を短縮し、バックアップ処理状況を自動監視するなど、監査ログの自動メンテナンス機能を搭載。また、警告ルール設定を拡張、指定曜日や指定時間には監査ログを蓄積しないなど蓄積除外設定ができるといった監査機能を多様化させている。さらに今回は監視対象DBプラットフォームとして「Microsoft SQL Server」を追加している。
PISOは、DBへのアクセスを記録し、不正アクセスを警告する。また、監査証跡となるアクセスログを追跡できることから、万が一情報漏洩が発生しても早期に証拠を特定できるというシステムになっている。