オープンソース・ジャパン(OSJ)は11月22日、オープンソースソフトウェア(OSS)のインストール代行からカスタマイズまでメニュー化した独自のサポートサービス「OSJビルド・クラシック」に、OSSのビジネスインテリジェンス(BI)製品「Pentaho(ペンタホ)」を対象とした「OSJビルド・クラシック for Pentaho」を追加し、同日から販売を開始したと発表した。
Pentahoは、オープンソースのBI統合環境。ダッシュボード、レポート作成、OLAP分析、データマイニング、ETL、ワークフローなどの機能が搭載されている。2005年6月のリリース以来、累積ダウンロード数は44万件に達し、導入している企業数は世界で5000社を超える。
今回のサービスでは、サイト構築支援サービスを10万円、サイト構築代行サービスを30万円、カスタマイズ支援サービスを60万円で提供する。また、別途見積でカスタマイズ開発サービスを提供するほか、半日の説明会と1週間のメール対応を30万円で実施する。Pentaho開発元である米Pentahoの国内オフィシャルパートナーであるアクチャルテクノロジーズと協業し、サービスを提供する。
またOSJでは、オープンソース版に比べてユーザー権限管理などのセキュリティ機能を強化した商用版「Pentaho Professional Edition」を年間86万円のライセンスで販売する。
OSJビルド・クラシック for PentahoとPentaho Professional Editionをあわせて、販売開始後1年間で30社への導入を目指す。