[年末特集:2006]インテル製マイクロプロセッサ35年の歩みを振り返る - 10/15

CNET News.com Staff 文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:緒方亮、小林理子、佐藤卓、長谷睦、編集部

2006-12-27 08:00

 35年前、Intelの最初のマイクロプロセッサである「4004」マイクロプロセッサが登場した。プログラム可能なコンピュータの必須要素を1つのチップに搭載した初めての製品として、4004は技術革命を引き起こした。日本メーカーの電卓用部品として設計された4004は、当初、すべての権利がそのメーカーにあった。当時、Intel幹部の多くは、この製品の将来性にはさほど期待をかけていなかった。しかし、それ以来、さまざまなメーカーがプロセッサを用いて、パソコン、エレベータ、エアバッグ、カメラ、携帯電話、ポケットベル、キーホルダー、農機具など多種多様な機器に知能を埋め込んでいる。
 「Pentium II」プロセッサ(750万個のトランジスタを集積)では、IntelのMMXテクノロジが採用された。これは、動画、音声、画像のデータを効率よく処理できるよう開発された技術だ。また、高速のキャッシュメモリも搭載された。このPentium IIによって、コンピュータを使ってデジタル写真を編集し、インターネットで共有することも可能になった。また、Intelはこのプロセッサについて「ホームビデオで撮った動画を編集し、テキスト、音楽、画面切り替え効果などを挿入できるほか、テレビ電話を使えば、通常の電話回線やインターネット経由で動画を送れる」とうたった。Pentium IIプロセッサについては、供給過剰により、大手メーカー製か準大手メーカー製かを問わず、ハイエンドシステムの製品価格が前例がないほど安くなる事態も生じた。また、ミッドレンジおよびハイエンドのサーバやワークステーションに必要な性能を満たす目的で「Pentium II Xeon」プロセッサが開発された。

 「Pentium II」プロセッサ(750万個のトランジスタを集積)では、IntelのMMXテクノロジが採用された。これは、動画、音声、画像のデータを効率よく処理できるよう開発された技術だ。また、高速のキャッシュメモリも搭載された。このPentium IIによって、コンピュータを使ってデジタル写真を編集し、インターネットで共有することも可能になった。また、Intelはこのプロセッサについて「ホームビデオで撮った動画を編集し、テキスト、音楽、画面切り替え効果などを挿入できるほか、テレビ電話を使えば、通常の電話回線やインターネット経由で動画を送れる」とうたった。Pentium IIプロセッサについては、供給過剰により、大手メーカー製か準大手メーカー製かを問わず、ハイエンドシステムの製品価格が前例がないほど安くなる事態も生じた。また、ミッドレンジおよびハイエンドのサーバやワークステーションに必要な性能を満たす目的で「Pentium II Xeon」プロセッサが開発された。

提供:Intel

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