[年末特集:2006]インテル製マイクロプロセッサ35年の歩みを振り返る - 2/15

CNET News.com Staff 文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:緒方亮、小林理子、佐藤卓、長谷睦、編集部

2006-12-27 08:00

 35年前、Intelの最初のマイクロプロセッサである「4004」マイクロプロセッサが登場した。プログラム可能なコンピュータの必須要素を1つのチップに搭載した初めての製品として、4004は技術革命を引き起こした。日本メーカーの電卓用部品として設計された4004は、当初、すべての権利がそのメーカーにあった。当時、Intel幹部の多くは、この製品の将来性にはさほど期待をかけていなかった。しかし、それ以来、さまざまなメーカーがプロセッサを用いて、パソコン、エレベータ、エアバッグ、カメラ、携帯電話、ポケットベル、キーホルダー、農機具など多種多様な機器に知能を埋め込んでいる。
 「8008」マイクロプロセッサは、性能が4004の2倍になった。1972年4月にIntelが発売した8008は、8ビットの演算でデータ処理ができた。8008チップは、テキサス州の端末機器メーカーDatapoint向けに設計されたものだったが、同社は契約の期限になっても支払いができなかった。これを精算するため、Datapointは同社が開発した命令セットを含む8008の権利をIntelに譲与した。この命令セットが、やがて、現在のIntelチップを支えるx86アーキテクチャの基礎の一環となっていく。

 「8008」マイクロプロセッサは、性能が4004の2倍になった。1972年4月にIntelが発売した8008は、8ビットの演算でデータ処理ができた。8008チップは、テキサス州の端末機器メーカーDatapoint向けに設計されたものだったが、同社は契約の期限になっても支払いができなかった。これを精算するため、Datapointは同社が開発した命令セットを含む8008の権利をIntelに譲与した。この命令セットが、やがて、現在のIntelチップを支えるx86アーキテクチャの基礎の一環となっていく。

提供:Intel

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