[年末特集:2006]インテル製マイクロプロセッサ35年の歩みを振り返る - 4/15

CNET News.com Staff 文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:緒方亮、小林理子、佐藤卓、長谷睦、編集部

2006-12-27 08:00

 35年前、Intelの最初のマイクロプロセッサである「4004」マイクロプロセッサが登場した。プログラム可能なコンピュータの必須要素を1つのチップに搭載した初めての製品として、4004は技術革命を引き起こした。日本メーカーの電卓用部品として設計された4004は、当初、すべての権利がそのメーカーにあった。当時、Intel幹部の多くは、この製品の将来性にはさほど期待をかけていなかった。しかし、それ以来、さまざまなメーカーがプロセッサを用いて、パソコン、エレベータ、エアバッグ、カメラ、携帯電話、ポケットベル、キーホルダー、農機具など多種多様な機器に知能を埋め込んでいる。
 Intelはx86アーキテクチャによる最初のプロセッサ、動作周波数5MHzの「8086」を、米国時間1978年6月9日に発表した。汎用プロセッサとして登場した8086だったが、現在PC業界で果たしている巨大な役割はまだ認識されていなかった。状況の変化は少し遅れてやってきた。IBMが、現在のPCの祖先である同社初のパソコンに、8086の安価版である「8088」を採用した。8088の成功で、Intelは「Fortune」誌トップ500社にランクインした。

 Intelはx86アーキテクチャによる最初のプロセッサ、動作周波数5MHzの「8086」を、米国時間1978年6月9日に発表した。汎用プロセッサとして登場した8086だったが、現在PC業界で果たしている巨大な役割はまだ認識されていなかった。状況の変化は少し遅れてやってきた。IBMが、現在のPCの祖先である同社初のパソコンに、8086の安価版である「8088」を採用した。8088の成功で、Intelは「Fortune」誌トップ500社にランクインした。

提供:Intel

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]