編集部からのお知らせ
「ZDNet Japan Summit」参加登録受付中! 
新着記事集:「負荷分散」

BEA、仮想化技術に対応したJava APサーバ「WebLogic Server Virtual Edition」を発表

文:Martin LaMonica(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2006-12-12 14:26

 BEA Systemsが、仮想化技術に対応したJavaアプリケーションサーバの新バージョンを開発した。新版では、オペレーティングシステムを必要としないアプローチが採用されている。

 同社は、今週から北京で開催する顧客向けカンファレンスで、「WebLogic Server Virtual Edition」と呼ばれる同新製品と、管理アプリケーションなどの関連製品を発表した。

 WebLogic Serverは、大規模なウェブサイトなどのJavaプログラムを動かすのに用いる、Javaアプリケーションサーバだ。VMwareの仮想化ソフトウェアの核であるhypervisor上で動作するよう設計されている点で、この仮想版は従来のBEA製品と大きく異なっている。

 一部の仮想化ソフトウェアでは、ソフトウェアパッケージの複数のインスタンスを1台のコンピュータ上で稼働させるhypervisorが利用されている。

 今回BEAは、VMwareのhypervisor上で直接動作する同社のJava仮想マシン「JRockit」を補完するソフトウェアとして、「Liquid VM」を開発した。

 WebLogic Platform部門の製品管理ディレクターStephen Hess氏によれば、同仮想マシンを使用すると、OSを動かさずに、Javaプログラムをハードウェアサーバと連係させることができるという。

 BEAが仮想化に取り組んでいるのは、1台のサーバに複数のJavaアプリケーションを統合し、パフォーマンスを最適化する一連のツールをIT管理者に提供するためだと、Hess氏は説明した。一般的に仮想化は、1台のマシンに複数のワークロードを扱わせ、既存サーバの使用効率を上げる目的で、主に企業データセンターに導入されている。

 WebLogic製品担当バイスプレジデントのGuy Churchward氏は、「ネイティブで動作させることで、使用効率やパフォーマンスを倍増させたいと考えた」と、開発の動機を語っている。

 WebLogic Server Virtual Editionのリリースは、2007年第1四半期中に予定されている。同製品と連係する管理者向けの管理コンソール「Liquid Operations Control」は、2007年夏に提供が始まる見込みだ。

 BEAの幹部によると、同社はWebLogic仮想化ソフトウェアに、XenやMicrosoftの仮想化パッケージに対応したバージョンも追加していく意向だという。

 11日には、「WebLogic Server 10」の初期開発版も発表された。WebLogic Serverはこのバージョンから、「Java Enterprise Edition 5」および「Enterprise Java Beans 3.0」標準に対応している。完成品は2007年2月にリリースされる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    Google Cloudセキュリティ基盤ガイド、設計から運用までのポイントを網羅

  2. セキュリティ

    仮想化・自動化を活用して次世代データセンターを構築したJR東日本情報システム

  3. ビジネスアプリケーション

    スモールスタート思考で業務を改善! 「社内DX」推進のためのキホンを知る

  4. セキュリティ

    Emotetへの感染を導く攻撃メールが多数報告!侵入を前提に対応するEDRの導入が有力な解決策に

  5. セキュリティ

    偽装ウイルスを見抜けず水際対策の重要性を痛感!竹中工務店が実施した2万台のPCを守る方法とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]