「装飾部分」の設計
さて、これで基本構成部分は完成した。オフィスの原型ができたわけだ。この原型を、企業ごとに求められる機能や制作者の感性で拡張することになる。このままでは入口が広すぎるし、屋根も少し工夫したい。内部には椅子や机、そして受付も必要だろう。それでは始めよう。以下のような計画を立ててみた。
- 「入口」の整備
- 「屋根」の拡張
- 「受付」の設置
- 「オフィス家具」の配置
「入口」の整備
入り口は現在、下図左のようになっている。もう少し入口らしくするために、下図右のようなオブジェクトを追加する。このオブジェクトには、3つのプリムから使われているだけだ。テクスチャとしては、これまでに使った木目調テクスチャを貼っている。
これで入口が完成した。特に難しい部分はないはずだ。
「屋根」の拡張
次に、平坦になっている屋根を少し開放感のある設計にしよう。天窓を付ければ、中からでも外がいくらか見え、開放感が得られる。イメージとしては下図のようになる。
それではこの天窓はどのようにして作るのか。屋根部分は現在、10mの薄い板が3枚並べられただけだ。そのうちの20m分を天窓にするとしよう。まず、天窓部分だけを抜き出した部分が下図だ。20mの天窓とはいえ、実際にはこのように半分までを作り、残りはコピーすればよい。