テーブルの脚と同じように、「Hollow」で中央部分に穴をあける。
さらに「Path Cut Begin and End」の「B」と「E」を使ってプリムをカットしていくと出来上がりだ。
受付の背後のボードは下図のようになる。簡単だ。
「オフィス家具」の配置
さて、次にオフィス家具の配置だ。しかし、このオフィス家具にはちょっとした仕掛けがある。その仕掛けとはスクリプトだ。
スクリプトとは、このSecond Life内で多くの表現を可能にする「プログラム」だ。プログラムといっても堅く考える必要はない。一通りわかれば、後はスクリプトの数値を変えるだけで他への転用ができるようになる。
次回は一部スクリプトをオフィス家具に入れてみようと思う。それには訳がある。その訳とは何だろうか。それでは、次回をお楽しみに(今回使用されたテクスチャは、シーネットネットワークスジャパンのSecond Lifeオフィス--Cyber Adventure 118, 30, 31--内で公開を今後予定しています)。
大槻透世二デジタルハリウッド大学院
次世代インターフェース研究室 研究員
Second Life研究室 研究員/プロデューサー
Linden社推薦 Second Lifeセミナー講師
サイバーアドベンチャーCEO
東北大学心理学専攻卒業。1年間のLA留学を経て、ソリッドレイ研究所でバーチャルリアリティのシステムインテグレーション、立体映像システム構築、HMDシステム構築などを経験。IT系コンサルティング会社を経て、デジタルハリウッド大学大学院コンテンツマネジメント修士課程修了(MCA)。その後、Linden Lab本社にてSecond Lifeカリキュラムのトレーニングを受ける。現在デジタルハリウッドにて「Second Life」セミナーを開催。また、バーチャルリアリティ、メタバース関連のシステム開発/プロデュースを行うサイバーアドベンチャーを設立し、そのCEO職に就いている。