シード、基幹システムをOracleから「SAP ERP」に移行--内部統制や薬事法対応に基盤の再構築

CNET Japan Staff

2007-04-13 02:09

 SAPジャパンは4月12日、コンタクトレンズの大手メーカーであるシードが、SAPの基幹業務システムである「SAP ERP」の採用を決定したことを発表した。SAP ERPは、これまで「mySAP ERP」と呼ばれていた製品。2007年3月より名称が変更されている。

 シードでは2008年1月に、「1日使い捨てコンタクトレンズ」の日本国内生産を開始することに加え、内部統制や薬事法といった法規制への対応を見据えて、財務会計、管理会計および人事給与管理機能を備えた経営システム基盤の再構築を推進。2006年11月に、SAP製品の導入を決定し、2007年7月から本格稼動を予定している。

 シードでは、2000年よりOracleの業務パッケージソフト「Oracle Applications」を中核にIT基盤を構築、人事給与、会計、購買、発注機能を管理していたが、今回のシステム再構築ではSAPを採用している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

  5. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]