NTTソフトウェアは4月17日、シングルサインオン認証システム「CSLGuard(コンソールガード)」とアカウント管理システム「ACTCenter(アクトセンター)」を組み合わせて機能強化したアイデンティティ管理ソリューション「CSLGuard&ACTCenter」を7月から販売すると発表した。
新版では、内部統制対策強化に向けた機能追加が行われ、短期間・低コストの導入を可能にする、以下の4つの「導入モデル」が取り入れられたという。
- 内部統制エントリーモデル:シングルサインオンとアクセス制御、監査ログ管理(CSLGuardを利用)
- 内部統制統合モデル:業務システムのアカウント管理を組み合わせ、内部統制の実現やSOX法対応に向けて統合された認証基盤を実現する(CSLGuardとACTCenterを統合利用)
- 金融 特権アカウント管理モデル:サーバメンテナンス者に対して必要な作業期間のみ特権ID/パスワードの払い出し・監査を実現する(ACTCenterを利用)
- 大学 サーバアカウント統合モデル:学生のアカウントを統一する(ACTCenterを利用)
企業間・サービス間認証連携製品「TrustBind/Federation Manager(トラストバインド/フェデレーションマネージャ)」との連携も可能だ。
内部統制エントリーモデルのシステム構築を含めた参考価格は1000ユーザーで1000万円から。今後3年間で30億円の売り上げを目指す。