業界タイムマシン19XX--Trip1:歴代社長で振り返るMSKKの歩み - 9/9

大河原克行

2007-04-27 22:36

 ……ようこそ、「業界タイムマシン」のコックピットへ。私は、ナビゲーターの大河原克行です。
 このコーナーでは毎回、IT業界の歴史を、当時の写真を交えながらご紹介していきます。動きの速いIT業界に身を置いていると、はるか昔と思っていたことが、実は、つい最近のことだったという、ちょっとしたタイムトリップのような体験をすることがあります。「日進月歩」ならぬ「秒進分歩」ともいわれるIT業界。時の濁流の上澄みを、そっとすくい上げてみましょう。
 さて、今回のテーマは、「歴代社長で見るMSKK(マイクロソフト日本法人)の歩み」です。
 マイクロソフトがPC産業の発展に果たした役割は計り知れません。同社を中心にして、PC産業が大きく進化したと言っても、間違いではないでしょう。その日本法人をリードしてきた社長たちも、ユニークな人材ばかりでした。懐かしい写真を見ながら、その歴史を振り返ってみましょう。
 それではこれから、あなたをIT業界の過去へと誘います……。(画像をクリックすると、次のページへ進みます)
【樋口泰行氏(右)】
 日本ヒューレット・パッカード社長、ダイエー社長を歴任して、2007年3月、突然のマイクロソフト入りを発表した。3月5日付けで、代表執行役兼COO(最高執行責任者)に就任したが、現社長のHuston氏(左)は、「将来的には、私の後任ということを含めて考えている」と、社長就任を視野に入れた人事であることを明らかにしている。入社直後は、送られた花が社長室、ロビーに入りきれないほど殺到し、新宿の本社ビルは植物園状態に。過去のマイクロソフトのトップでも例がないほどだったという。だが、もし樋口氏が社長に就任すると、今年末には50歳となる年齢はマイクロソフト社長としては最高齢となる。Huston氏、Rawding氏はともに39歳で社長就任。阿多氏が42歳、成毛氏は35歳、古川氏は32歳での社長就任であった。最年長社長が登場するかどうかの結論は、来年ということになりそうだ。
 ……さて、今回の「業界タイムマシン」の旅はいかがでしたか。次回のタイムトリップでもご一緒できることを楽しみにしています。
 ナビゲーターは大河原克行でした。

【樋口泰行氏(右)】

 日本ヒューレット・パッカード社長、ダイエー社長を歴任して、2007年3月、突然のマイクロソフト入りを発表した。3月5日付けで、代表執行役兼COO(最高執行責任者)に就任したが、現社長のHuston氏(左)は、「将来的には、私の後任ということを含めて考えている」と、社長就任を視野に入れた人事であることを明らかにしている。入社直後は、送られた花が社長室、ロビーに入りきれないほど殺到し、新宿の本社ビルは植物園状態に。過去のマイクロソフトのトップでも例がないほどだったという。だが、もし樋口氏が社長に就任すると、今年末には50歳となる年齢はマイクロソフト社長としては最高齢となる。Huston氏、Rawding氏はともに39歳で社長就任。阿多氏が42歳、成毛氏は35歳、古川氏は32歳での社長就任であった。最年長社長が登場するかどうかの結論は、来年ということになりそうだ。

 ……さて、今回の「業界タイムマシン」の旅はいかがでしたか。次回のタイムトリップでもご一緒できることを楽しみにしています。

 ナビゲーターは大河原克行でした。

写真提供:大河原克行

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