大塚商会と日立、ウィルコム向けに社内ブログ使った情報共有システムを構築

ニューズフロント

2007-05-29 14:42

 大塚商会と日立製作所は5月29日、ウィルコムのメールサービス保守/運用部門向けに、イントラネット上のブログによる社内情報の共有システムを構築したと発表した。ウィルコムでは同システムを使って、協業ベンダーとのやり取りなどをブログ記事として保存し、ノウハウとして蓄積する。

 ウィルコムのメールサービス保守/運用部門では、これまで部内や協業ベンダーとの情報共有、問い合わせなどを電話やメールで行っていた。新たな情報共有システムでは、そうしたやりとりを記録し、過去の技術情報などを必要に応じて参照できる。

 またイントラネット上のブログに加え、ファイルサーバに保存したドキュメントや、インターネット上の情報を横断検索できる。RSSリーダー機能を使って、これらの情報を新着順や更新順で一覧表示したり、収集した情報にそれぞれコメントを付けることも可能。

 システムの中核ソフトウェアには、日立の「BOXERBLOG/iB」と「BOXERBLOG/Sonar PLUS」を採用した。大塚商会はLinux OSのサーバ環境を構築し、サイオステクノロジーのHAクラスタソフトウェア「LifeKeeper」を利用して冗長化を施した。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]