NECは6月14日、セキュリティ製品「InfoCage」のラインアップに、社内ネットワークを常時監視しながら、許可されていない社外からの持ち込みPCをネットワークから瞬時に遮断できる「InfoCage 不正接続防止」を追加すると発表した。
同製品は、これまで「SecureVisor」の名称で販売していたセキュリティ製品を機能強化およびリブランドし、新たに「InfoCage Network」シリーズに加わった。管理機能の強化をはじめ、クラスタリングソフト「CLUSTERPRO X」と連携した管理サーバ冗長化の実現、Windows Vista対応などが行われている。価格は最小構成で40万円から。
今回の発表に伴い、新製品とインターネット セキュリティ システムズの不正侵入検知防御システム「Proventia Network IPS」を連携させた「ワーム感染拡大防止システム」の提供を7月17日から開始することも発表された。同システムの構築はNECネッツエスアイが実施する。
NECでは協調型セキュリティの関連ビジネスにおいて、2009年度までに600億円の販売を見込んでいる。