三井情報(MKI)は6月18日、加MKSと同社製ALM(Application Lifecycle Management)製品「MKS Integrity」の販売代理店契約を締結したことを発表した。
ALMは、アプリケーションの開発・運用・保守に至るライフサイクルを統合管理することで、要求の発生からサービス改善までの一連のアプリケーション・ライフサイクルを管理するというもの。
MKS Integrityはアプリケーション開発における要件定義から、設計、開発、テスト、リリースの各プロセスを一元管理する製品。開発プロジェクトにおける現在の進捗状況から、リソース計画などプロジェクトの状態を常時モニタリング、監査することを可能にする。
MKIは、同製品の取り扱いを開始することで、内部統制コンサルティングサービスの拡充を図る。すでに自社のSI事業においてMKS Integrityを導入しており、プロジェクト開発の効率化、マネジメントの強化によるプロジェクト問題の早期解決、品質向上、コンプライアンスの実現に取り組んでいるという。
ライセンス販売とサポートサービスで、初年度3億円、3年後に30億円の売り上げを目指す。