デルと野村総合研究所(NRI)は6月28日、NRI製システム運用管理ツールをデル向けに最適化した「Senju for Dell PowerEdge」をデルが7月1日から販売を開始すると発表した。
Senju for Dell PowerEdgeは、NRIの統合運用管理ツール「eXsenju」の中小規模システム向け簡易版。デルのIAサーバ「PowerEdge」シリーズに同製品を導入するだけで、監視対象サーバに何も手を加えることなくエージェントレスのサーバ管理が可能になる。監視対象サーバは10台以下。
管理サーバである千手マネージャは、監視機能に加え、高度なジョブ・スケジュール機能も利用できるため、バッチ処理やバックアップ処理の自動化も可能。サーバ管理の無人化、障害の予兆検知を実現する。
またSenju for Dell PowerEdgeは、デルのハードウェア管理ツール「OpenManage」との連携機能で、ハードウェアからアプリケーションまでの統合管理を実現する。監視対象としてはデル以外のサーバも監視できる。
税別価格は、管理サーバ向け(千手マネージャ)が2万円、監視対象サーバ向け(千手センサー)が1台1万円。