富士通は8月24日、コニカミノルタホールディングスがSAPアプリケーションの基幹システムを64ビットのWindows環境に刷新するにあたり、同社の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」が採用されたことを発表した。
コニカミノルタでは従来、SAPアプリケーションを32ビットのWindows環境で利用していた。今回、64ビットのWindows環境に刷新するにあたり、PRIMEQUESTを選んだ。新システムは2006年7月26日から稼働している。
コニカミノルタは、生産管理、物流管理、購買管理などのロジスティクス系業務などを32ビットのWindows環境で運用していた。今回の基幹システム刷新で、旧システムの2倍~5倍の性能を実現したという。稼働している新システムは、以下のような構成になっている。
- サーバ:PRIMEQUEST 480、PRIMEQUEST 440
- OS:Windows Server 2003
- データベース:SQL Server 2000
- アプリケーション:SAP R/3(モジュールとして販売管理、在庫/購買管理、生産管理)、SAP BW
- バックアップソフト:VERITAS NetBackup
- 運用管理ソフト:eXsenju