GRETECH JAPANは7月18日、同社が運営する大容量ファイル保管サービス「ファイルバンク」を法人向けにASP型サービスとして提供する「Filebank Annex」の開始を発表した。
同サービスは、従来のファイルバンクのファイル保管・送信・共有サービスを、各企業向けに構築し、ASP型として法人向けに提供するもの。同社がサーバを管理・運営するため、企業での運営管理コストの削減を実現する。
ASP型として提供される機能は、自社のファイルバンクへデータのアップロードとダウンロードができ、安全な保管と便利な閲覧が可能なファイルバンク機能、登録メンバー間のファイルを共有するシェアフォルダ機能。そのほか、パスワードを指定した外部とのファイル共有が可能なゲストフォルダ機能、それぞれのファイルにURL形式のリンクを発行し、ファイルを公開するウェブリンク機能をオプションで提供する。
料金は、ストレージ容量とユーザー数に応じて設定。容量は1Gバイト、10Gバイト、100Gバイトの3種類で、ユーザー数は10ID、100ID、1000IDの3種類が設定されている。初期費用はいずれも150万円、月額利用料は2万5000円(1Gバイト、10ID)から。
また今回、ファイルバンクフォルダ内に保管したデータを長期保管できるファイルバンクの有料商品「ディスクプラン」をギフト券化し、法人向けに「ファイルバンクギフト券」として販売を開始する。ギフト券の利用には、ファイルバンクサイトに会員登録後、裏側に記載された16桁の数字をサイト内で入力すれば、指定された容量・日数のディスクプランサービスが受けられるようになる。