シマンテック、アプリケーション性能管理「Symantec i3」最新版を発売

吉澤亨史

2007-09-18 20:50

 シマンテックは9月18日、包括的なアプリケーションパフォーマンス管理(APM)製品群の中核的な製品として「Symantec i3」の最新版となる8.0の国内での提供を開始した。

 Symantec i3は、ビジネス上で重要なアプリケーションに影響を及ぼすパフォーマンスやアベイラビリティ(可用性)に関するボトルネックを能動的に監視、分析、診断するもの。最新版では、SmartLinkテクノロジーを向上させたことで、複雑な多層アプリケーションの中でパフォーマンス上の問題がどこに存在するのかを迅速に特定することが可能になった。

 また、SmartLinkとSmarTune機能が、新たにMicrosoft SQL ServerとMicrosoft .NETにも対応した。主要なパフォーマンス問題の概要をひとつの画面上に表示できるほか、SmarTuneのJ2EEライブラリには、大幅に拡張されたJ2EEのナレッジベースが採用された。

 新しくソフトウェア開発キット(SDK)が追加され、ユーザーやパートナー企業は、既存のアプリケーション、カスタマイズしたアプリケーション、パッケージのアプリケーションのいずれに対しても付加価値の高いソリューションを構築し、共通する単一の画面でアプリケーションのパフォーマンスを把握することができる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]