マクニカ、サーバ管理自動化製品最新版発売--VMware ESX Server 3.0サポート

吉澤亨史

2007-09-25 19:16

 マクニカネットワークスは9月25日、仮想化環境におけるサーバ管理を自動化するサーバ管理自動化製品の最新版として、米BladeLogic製の「BladeLogic Operations Manager Version 7.3」の販売を9月27日から開始すると発表した。

 BladeLogic Operations Managerは、異なるプラットフォームのサーバに対し、統一のGUIから一元的な管理作業を実現する製品。Windows、Linux、UNIXなどの主要なサーバOSを管理対象としている。OSやミドルウェア、アプリケーション、セキュリティパッチ、コンフィグレーションファイルなどの配布、保有する構成情報のサーバ間での比較・修正などといった管理作業を実施できる。

 最新版では、VMware ESX Server 3.0をサポートし、同サーバで仮想化されたサーバも管理対象となった。これにより物理的なサーバと仮想化されたサーバが同じGUI上で同等のレベルで管理可能となる。

 また、旧版ではWindowsのみに対応していたセキュリティパッチの定期的な自動収集がLinux、UNIXにおいても可能となり、パッチの入手から配布までを一貫して管理することが可能になった。さらに、OSプロビジョニングのプラットフォームが、新たにSolaris、IBM AIX、HP-UXにも対応した。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

  2. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    セキュアな業務環境を実現する新標準「Chrome Enterprise Premium」活用ガイド

  5. セキュリティ

    「脱VPN」で実現するゼロトラストセキュリティ!VPNの課題を解消し、安全なリモートアクセスを確立

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]