活用ポイント(1):詳細・関連情報にアクセスする
■ノートの記録
プロジェクト活動は、何かにつけて「未知との遭遇」がつきものだ。不測の事態や様々なトラブルに遭遇することも少なくない。
プロジェクトが終わった後で、過去の経緯や留意事項を整理しようなどと思っても、そのころには、はるか記憶の彼方に消えているため、それを他者に伝えることも、記録として残すことも難しいケースが多い。
MindManagerに実装されたトピックのノート機能を使えば、そんな特記事項や注意事項を、手間をかけずに漏らさず記録しておくことができる。
この機能を使う場合は、メニューの「ホーム」から「トピック要素」グループの中にある「ノート」アイコンをクリックする。
■ハイパーリンクの定義
ある情報を、「いつ」「誰が」「何のために」「どこで(どんな場面で)」で活用したかという「文脈情報」は重要なものだ。
トピックのハイパーリンク機能を使うと、任意のトピックに外部リソースをひも付けて、ワンクリックでアクセスできるようにしておける。異なるトピックから同一のリソースへリンクしても、保存されるのはリンク情報のみなので、保存領域はそれほど大きくならない。
この機能を使う場合は、メニューの「ホーム」から「トピック要素」グループの中にある「ハイパーリンク」アイコンをクリックする。
■リレーションシップの定義
リレーションシップは、仕事の依存関係や、項目同士の因果関係を視覚化する際に効果的だ。このリレーションシップに関する情報は、データを「Word」や「HTML」といった、その他の形式にエクスポートする際に、ナビゲーションリンクに変換される。
この機能を使う場合は、メニューの「ホーム」から「挿入」グループの中にある「リレーションシップの挿入」アイコンをクリックする。
■添付ファイルの追加
インターネットのウェブページやファイルなどの最新情報へ常にアクセスしたい場合には、先に紹介した「ハイパーリンク」機能がおすすめだ。
逆に、変化する情報において、特に「ある任意の時点」での情報を関連付けたい場合には「添付ファイル」機能を利用するとよい。ただし、添付するファイルのサイズによって、関連付けたマップのファイルサイズも大きくなるので注意が必要だ。
この機能を使う場合は、メニューの「ホーム」から「トピック要素」グループの中にある「添付ファイルの追加」アイコンをクリックする。
■カスタムプロパティの定義
トピックに仕事情報以外の固有の属性情報を定義したい場合は、カスタムプロパティを設定できる。これによって、プロジェクト固有の重要度に関する属性などを、マップ上に付加することができる。
この機能を使う場合は、メニューの「挿入」から「その他のトピック要素」グループの中にある「カスタム プロパティ」アイコンをクリックする。