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暗号化は戦場から一般消費者へ?

文:Gemma Simpson(Silicon.com) 翻訳校正:アークコミュニケーションズ、磯部達也

2008-01-11 08:00

 あるロックスターは第2次世界大戦で戦局を左右した暗号機にまつわる映画まで作った。そんなロマンも感じさせる「暗号」は、コンピュータ時代の今、ビジネスの現場を含めてどのように利用されているだろうか。マイナス面も含めてQ&A形式で紹介する。

--暗号化?それって第2次世界大戦でドイツ軍が使った暗号機「エニグマ」や、諜報機関の不法行為とかに関係あるの?

 あるともないとも言えるね。暗号化は情報を保護するためによく使われる方法だけど、今のコンピュータ時代にはまったく新しい役割を担っているんだ。

--暗号化はどういうしくみなの?

 そうだね、暗号化は文字や単語を並べ替えたりごちゃごちゃにすることで、好ましくない環境で情報を伝達するときに情報を保護できるんだ。

 昔なら、戦場で軍の最高機密情報を伝えるときに使った暗号の手紙とかも含まれるね。受け取る側が、単語や文字が意味をなすように並べ替える方法を示す「鍵」を持っている場合だけ解読できるんだ。

 軍事関係の例には、第2次世界大戦中にナチスのメッセージを解読しようとブレッチェリーパークで続けられた作業なんかがある。最近、当時のブレッチェリーパークのマシンが再現されて、またコードの解読を始めたんだ。

--でもそれは過ぎ去りし日の暗号化でしょう。デジタルの時代ではどう使われているの?

 基になる原理は過去の暗号化の方式と同じ。つまり、メッセージやひとかたまりの情報を解読するには、鍵が必要っていうことさ。

 暗号化する情報には、インターネット経由で送るクレジットカード情報や電子メール、企業のデータベースなんかがあるけど、これらの情報が悪い連中の手に渡らないように、データの暗号化にはソフトウェアが使われる。現在暗号化が使われているもう1つの例に、楽曲のDRM保護とかもある。これは楽曲がコード化されていて、許可を受けていないマシンでは再生できないんだ。

 コンピュータの暗号システムの大半は、対称鍵か公開鍵か、2つのカテゴリーのどちらかに属している。

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