(前回よりつづく)
朝の舞浜駅はすでに人でいっぱだった。 クリスマスシーズンも終わり、少し人が少なくなるのを期待していたが、 やはり、休日ともなると案の定、家族連れやらカップルで一杯だった。 こどもやカップルの女の子はみな一様に、今にも溢れそうな期待が顔中に一杯だ。 そんな顔を見てさっそく気分が高揚する自分を感じた。
俺は電車降りてゆっくりと歩きながら 数日前になぜさくらが俺を誘ったのかを考えていた。 「ディズニーランドはいいマーケティングの教材になるのよ」 さくらはそう言っていたが、、、。 淡い期待を秘めてゆっくりと改札へ向かった。 大学時代でも2人でどこかに行くことはあったが、 こんな楽しいところにさくらと一緒に来る日が来るなんて夢にも思わなかった。 まさに、ディズニーランドは俺にとって「夢と魔法の国」だ。
一瞬、昨夜のケリーが最後に語った謎が頭をよぎったが、それも周りの喧騒と さくらの手を振る姿に打ち消された。
……続きは、ブログ『「Second Love Story」〜あの頃の僕たちに〜』へ。
前回の復習
前回は、「llSetVehicleFlags」のフラグにより「ホバー操作」「モーター操作」「マウスルック操作」「カメラ操作」を制御する方法を学んだ。
今回は、エンジンスクリプトを構成する次の4イベントのうち、「state_entry ()」イベント部分の③〜⑨ブロックを解説しながら、主に「偏向」「摩擦」「減衰率」や「直線速度」「角速度」といったものを順番に見ていこう。
- 「state_entry ()」イベント
- 「changed ()」イベント
- 「run_time_permissions ()」イベント
- 「control ()」イベント
いつものように、LSL Portalを参照しながら進めることにする。このサイトの日本語訳は日本語版LSL Wikiで充実しているが、最新版はLSL Portalを必ず参照して欲しい。
1. 「state_entry ()」イベント
さて、③〜⑨を見ていて一定のパターンがあることに気がつくと思う。関数が「llSetVehicleFloatParam」と「llSetVehicleVectorParam」の2種類しかない。そして、各関数は、それぞれの「( )」内の引数がFloat(小数)型か、Vector(ベクター)型によって、使いわけることになる。各関数と対応する定数は、LSL Portalの「Vehicle」に記載されている。