Microsoftがパッチメカニズムの「Windows Server Update Services (WSUS)」を通して、最新の「Internet Explorer 7」アップデートを企業ユーザー対象に提供し始めるまでには2週間残されている。
しかし今週、具体的に言うと米国時間1月22日に、Microsoftは「Adobe Flash」の代替製品となる「Silverlight」をWSUSおよび「Microsoft Update(MU)」経由で提供し始める。「Silverlight 1.0」をユーザーに配信するためには、管理者はそれを選択する必要がある。これはオプショナルであり、自動的にはダウンロードされない。
Silverlight製品ラインには、Microsoft Internet Explorer用とMozilla Firefox用のSilverlightブラウザプラグインのためのインストーラやアップデートが含まれる予定であると、Microsoft Update Product Teamのブログに書かれていた。さらに詳しい内容は以下の通りである:
「Silverlight 1.0インストーラはMicrosoft Updateサイトに公開されるほか、WSUSサーバから入手可能となる。これは「Windows XP SP2」および「Windows Server 2003」システムの両方に適用できる。Microsoft Updateサイトを訪れるユーザーに対しては、Silverlight 1.0は「オプショナル」として公開され、双方向にダウンロード、インストールできる。
「「WSUS Admins」、この新製品ラインは、Microsoft Windows Server Update Services(WSUS)サーバの「Products and Classification」セレクションダイアログの中に現れるので、もしSilverlight 1.0インストーラをサーバにシンクロナイズさせたいなら、それを必ずセレクトするように。Silverlight 1.0インストーラは、WSUSの「feature pack」として分類される(そのために、その分類を忘れずにセレクトする必要がある)、そして対象となるマネージドクライアントを承認する前に、使用許諾契約書(EULA)の受諾が必要となる。」
Silverlightといえば、最近まで筆者は、他の人たちがウェブ上で伝えているのと同じ問題を抱えていた:Silverlightのコンテンツを見ようとすると、マシン上にSilverlightがインストールされていないというメッセージが繰り返し表示されるのだ。これは、筆者がうっかりして、Silverlight 1.0と「Silverlight 1.1」アルファ版(現在は「Silverlight 2.0」と呼ばれる)の両方をインストールしていたためだということがわかった。1.1アルファをアンインストールし、1.0の最終版を再インストールした後には(助けてくれたSilverlightチームに感謝する)この問題は解決した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ