FireWire：
FireWireを挙げたことに怒りを覚える人がきっといると思う。彼らはまず間違いなく、FireWireの方がUSBよりも手っ取り早く接続でき、接続速度は高速であり、Macではまだ一般的だと指摘することだろう。しかし、FireWireはUSBほど人気がなく、今後もUSBほどの人気を獲得することがないということは事実なのである。
USBは、登場した頃には非常に不安定だった--USB 1.1では当初、何を差し込んでもほぼ確実に、死のブルースクリーンや、煙を上げそうなトラブルが引き起こされていたことは皆も記憶しているはずだ--にもかかわらず、なぜだかは判らないが、FireWireを打ち負かし、最も普及しているデータ転送システムとなったのだ。もちろん、普及することだけがすべてではないという意見もあるだろう。だが、世界中の学校でヘンな奴扱いされている生徒たちすべてにその言葉を言い聞かせることができるだろうか。
FireWireは当面の間、ビデオカメラからPCにビデオ信号を転送するための方法として生き残るだろう。しかし、今後USBの改良と無線化が進むと、FireWireは結局のところ廃れてしまうだろう。控えめに言っても、もうFireWireは時代遅れの域にさしかかりつつあるのだ。
提供:crave.co.uk
