マイクロソフト、Vista SP1の言語を大幅に追加

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子

2008-04-16 07:53

 Microsoftは米国時間4月15日、「Windows Vista Service Pack(SP)1」をさらに30種類以上の言語でリリースした。

 Microsoftは3月に、英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、日本語版のSP1をリリースした。今度はこれがさらに多くの言語で入手できるようになった。ユーザーはSP1(x86x64)をマニュアルでWindows Updateを経由して、あるいはMicrosoft Download Centerから単独のインストーラをダウンロードしてインストールすることができる。

 Windows Client Communications Teamのディレクターを務めるChris Flores氏はWindows Vista Team Blogで次のように述べていた:

 「今のところ、これ(SP1)はWindows UpdateまたはMicrosoft Download Centerを訪れたユーザーに提供されている。ほとんどのユーザーに対してWindows Updateを経由してWindows Vista SP1を入手することを推奨する――これが最善のアップデート体験を提供するためだ。

 「TechNet Plusの加入者、MSDNの加入者、Volume License(VL)の顧客といった特定のグループに対してはSP1付きWindows VistaのDVDイメージも提供することに気が付いたかもしれない。TechNet PlusとMSDNの加入者は現在、これらのDVDイメージを一部の言語でダウンロードすることができる。残りの言語は今後数週間をかけて、さらに2つのグループとして提供されることになる。

 他方で、もしNeowinが本日投稿していた「XP SP3」の新しい予定表のことが気になっているなら、筆者はその正確性について何もわからない。MicrosoftはSP3については依然として「2008年前半」の提供を目標としているというほかは、何も明らかにしていない。しかしSP3の期日が「4月後半」と噂されたのは今回が初めてのことではない。そして今日はすでに、正式に言えば4月の後半に突入している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]