Microsoftは米国時間5月6日、「Zune 2.5」ソフトウェアアップデートの一環として、予期されていた動画ストア「Zune VideoX」の最初の製品を提供した。
2.5アップデートでは、Zune保有者はこのZuneオンラインストアからテレビ番組をダウンロードすることができるようになった。しかし(今のところ)映画はダウンロードできない。
筆者の情報筋は、Zune VideoXを「Xbox」「Windows」「Zune」そして「Pink」(特定のWindows Mobile電話端末に付属する音楽などの消費者サービス)の橋渡しをする動画ストアであると説明していた。
Zune VideoXは、Entertainment and Devices eHome Divisionのコーポレイトバイスプレジデントを務めるJoe Belfore氏が担当していると伝えられている。
Microsoftはエンドツーエンドで接続されたエンタテインメント市場またはサービスという発想を、同社の究極の目標のひとつであると謳い続けている。ユーザーがコンテンツや連絡先を無数のPCやデバイスの間でシンクすることを可能とさせる「Live Mesh」は、この壮大な接続ビジョンの一要素である。しかしZune VideoX(またはMicrosoftの謎めいた「eLive」プロジェクト)は――ひとたびXbox、Windows、そしてWindows Mobileに拡大すれば――もうひとつの「失われた環」である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ